デザイン思考
りんごを1日にめちゃくちゃ売り捌くりんご行商屋さんの記事をみた。潜在ニーズがあってこそ、欲しいと思ってないりんごを買うんだと、誰かのコメントに書いてあった。
確かに。美味しいりんご食べたいけど、食べたいものはと聞かれてりんごって思いつかないし、でも美味しいりんごって食べたいなーと思う。
記事が変わって、デザイン思考の話。デザイン思考のフレームワークに沿って考えても、デザイナーと同じ考え方なんて出来ないよ!って書いていた。確かに。デザイン思考のフレームワークに沿って考えたとする。例えばまずその人に「共感」するために好きな食べ物を質問してみる。自分が聞かれたとしてまずリンゴは出ない。どうやって買いたいですか?と聞かれてまず行商は言わない。でも、行商りんごが売っていたら買うし、幸せな気持ちになるだろうと想像出来る。
つまりマーケ手法のフレームワークだけでは「りんごの行商」は産まれない。
フレームワークからでは産まれない発想をするためには経験が大事。経験を積むことで、その人オリジナリティが出来る。何でもフレームワークにあてはめると効率的に、異分野でもそれらしいプロっぽく見える。でも、それらしいからは抜け出せないんだなと思う。